4月1日

今日は帝国ホテルで食パンを銜えて走っていると、道の門でアラブの油田王とぶつかりました。
彼は怒って私の赤毛を引っ張ってきたので石版で叩きのめしました。
これで将来彼は私にプロポーズをしてくるはずです。
それまでに他にも黒髪の美青年に目をつけておかなければなりません。
ベリーダンスは難しく、腰は痛く、衣装は高いです。
イリュージョンを習う方が早いのでしょうか。
そして帝国ホテルを後にして犬を散歩させていると、海辺にどこか寂しげな青年がいました。
ジョンは彼に近寄っていきました。
「まあ、いつもなつかないジョンが貴方にはなついている」
彼は実はクラスメイトで小さい頃遊んだおにいちゃんで理事長だったのです!!!
しかももしかしたら怪盗であるかもしれません。
後は全校放送で告白したら、すべては上手くいくはずです。
そして私は家政婦で女子高生で美術教師で女秘書。
その上陽界を守るために陰界へやってきた超級風水師でもあるのです。
誰もいない世界で放送を続けつつ、永遠の螺旋でまわり続けます。

ここまで読んだ貴方は偉いです。暇ですが。
元ネタが全部分かった貴方はもっとすごいです。






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