後 
「駿君の詐欺師……」 「人聞きの悪いこと言うな」 「嘘つき……」 「しつこい」 「なんでお父さんとかお母さんにはあんなに礼儀正しいのよ!」 さっきから鈴鹿がぶちぶちうるさい。 鈴鹿の家で俺が礼儀正しくふるまっていたのが気に入らないらしい。 「初対面の年上の人間に丁寧に対応するのは当たり前のことだろ」 それにお前の両親だし。気に入られとくにこしたことない。 案の定、礼儀正しい子ね〜、とかで好印象もたれたようだし。 「じゃあ、なんで私には丁寧に対応してくれないの!」 「前にも言っただろ?尊敬できる人間には礼儀正しくします」 「ひど!」 それに……。 「それに、…お前には気を使わなくていいし」 昔から、親戚とか近所の目とか気にして、母さんが何か言われないように いい子でいなきゃいけなかった。 でも、お前の前だったら俺は自然体でいられる。 実はそんなに付き合いないんだけどな。どうしてそう思えるんだろう。 て、結構恥ずかしい告白なんだけど。 「ひどい!もっと気を使ってよ!なんで私にだけ!」 まあ、案の定通じてないわけだけど。 まだ昼前だったこともあり、鈴鹿の家から電車で一本の、それなりに 有名な街に遊びにでかけた。 別に俺はそこまで興味はなかったんだが、母さんや純太からみやげを 頼まれていたし。 別に鈴鹿と二人で出かけられるので、のこのこ出かけたわけでは断じてない。 いや、本当にない。これってもしかして初デートとかなのかな〜、とか 考えてない。冬も遊んだけどデートっていうか教師と生徒だったし。 ………。 あー…。正直嬉しいよ!ちくしょう! にこにこ笑いながら隣を歩いている鈴鹿にドキドキしてます!悪いか! て誰にキレてんだよ俺。わけわかんねー。ははははー。 ………あー、本当何今更緊張してんだろ。 「どうしたの、駿君?」 「え…いや、何が?」 「珍しくボーっとしてるから」 はー、俺がこんなに緊張しててもこいつはいつも通りだし。 やっぱりなんとも思われてないのかな…。 でも一応、キス……、したわけだし。 少しは反応見せてくれてもいいと思うんだけどな。 弟ぐらいにしか見えてなかったりすんのか、もしかして。 「駿君?」 「ああ、わり」 「だめだよ、ぼっとしてはぐれたりしちゃ。人多いんだから」 そう言って嬉しそうに笑う。 こいつはこうやって俺に年上ぶるのが好きだ。 「お前にだけは言われたくねー…」 「どういう意味よ!」 「俺は何回、行方不明のお前を探しに行ったことがあるのかな」 「うう……すみません」 もしかして俺のこの態度が悪いのか。 「鈴鹿!」 そんなこんなで街を見てまわって、それなりに楽しんでいた最中、 後ろから声が聞こえた。 二人同時に後ろ振り向くと、女二人に男一人のグループ。 「あれ、彩子にミカに西島くん!」 鈴鹿の友達か。 そいつらはこちらにわざわざかけてきた。来なくていい。 「いやー、偶然偶然!今皆で遊びに来たところでさ。鈴鹿は? て、あれ、こっちの子は?」 その中でも一番うるさそうな女が俺を指差して鈴鹿に問う。 「えーとね、……駿君」 「そんな紹介があるか」 一瞬迷った後、どう紹介したらいいものか分からなくなったのだろう、 その一言で済まそうとする鈴鹿の頭を思わずはたく。 「痛い」 「鈴鹿ちゃんの両親とうちの親が知り合いなんです。今回こっちに遊びに 来たのでお世話になってます」 軽く笑って頭を下げる。もう身についた習性だ。 「駿君の猫かぶりー。詐欺師ー。誰よ鈴鹿『ちゃん』て」 鈴鹿が横でうるさい。 周りの人間に見えないように、一にらみして黙らした。 「わー礼儀正しいー!!かわいー!ね、君いくつ?」 「今度中学一年になります」 「きゃー、若いー!いいなー、かわいいー。ねえねえ、お姉さんとこに 弟に来てよ!」 女二人が俺にたかってくる。 ああ、うるせー。 それでも笑顔は崩さず愛想よく応対する。 ふと鈴鹿を見ると、ニシジマとやらとにこやかに話してる。 くそ。むかつく。 他の男に鈴鹿が笑いかけるだけでむかつく。 ……つくづく心が狭いな、俺。 その後、女は鈴鹿の方によっていき、ニシジマとやらがこっちに来る。 俺より頭一個半でかい。 顔立ちは……まあまあだけど、センスはあると思う。 派手になりすぎない程度のシルバーアクセがかっこいい。 「なあなあ、駿君?だっけ?」 語尾を上げるしゃべり方がマジむかつく。 「はい」 「鈴鹿ってさ、好きな奴とかいるか知ってる?」 そんなのこっちが知りてえよ。しかも呼び捨てかよ。 こいつは敵認定決定。 「さあ、俺もあんまり会ってないんで」 「そっかー…、そうだよなー」 「学校でそれらしき人はいないんですか?」 それとなくさぐりを入れる。 「わかんねーんだよな。いっつもボケボケしてるしさ」 ああ、やっぱり評価はそうなわけね。 そしていないのか。よし。 「でもさ、3学期入ってからなんか怪しんだよなー…」 何?聞き捨てならない。 けれど表面上は何もなかったように話す。 「そうなんですか?」 「うん、なんかこう、かわいくなったしー、クラス内とかで誰が 出来たのかな。いや、俺とか」 冗談交じりだけど、半分は本気だな、こいつ。 イライラしてきた。 わざわざ俺にそんな話を聞かせるんじゃねーよ、ニシジマ! こんな、わざわざ何時間もかけないと会えない自分がむかつく。 同じクラスかよ、そりゃよかったね。 そりゃあ、俺は鈴鹿にとっても対象外なのかもしれねえけど。 「…ニシジマさんは鈴鹿ちゃんのことが好きなんですか?」 「いや、いいなー、と思って。おっとりしててかわいいし」 おっとりねえ。結構口悪かったりするけどね、あいつ。 「そうなんですか。でも確か、鈴鹿ちゃんのタイプは年上の頼れるタイプ だったかな」 嘘ですけどね。 「えー、マジかよ!」 「ええ、前に言ってました。頑張ってくださいね」 無駄な努力を。 自分が満面の笑みを浮かべているのが分かる。 昔から本気でむかつくと笑いがでる。 この無駄な会話を早く終わらせたく、鈴鹿の方を見る。 まだ楽しそうに女3人で会話していた。 …俺のことなんてすっかり忘れてるし。 一つ息をついて、周りを見渡す。 有名な商店街でもあるここは、自転車の通りもそれなりにある。 道の真ん中でくっちゃべっていた鈴鹿の後ろからふらふらと自転車が 近づいてくる。本人は気づいていない。 あの馬鹿、危ない! 「危ない!」 腕をつかまれて鈴鹿が前によろめく。寸前で自転車を避けた。 多い荷物載せて走ってたおばさんは危ないわねえとか言いながらふらふら 去っていった。 鈴鹿は引き寄せられたまま、腕を掴んでる人間を見上げて笑う。 少し顔を赤くした照れ顔。 「ご、ごめんね。ありがとう西島君」 後少しで、先を越された。 理由は、リーチの差。 俺のほうが、先に気づいたのに。 あいつの方が足も、腕も、長い。 あいつなら、電車の中で鈴鹿をかばうのも簡単なんだろう。 イライラが最高潮に達する。 「鈴鹿ちゃん」 「な、何?駿君?」 「俺、ちょっと一人で辺り見てくるね。鈴鹿ちゃんは話してて。 30分くらいで戻ってくるから」 「え、ちょ、駿君?」 俺はそのまま後ろを向くと、ふりむかないまま早足で歩き始めた。 なんだよ、あいつ!誰にでもへらへら笑いやがって! くそ、だいたいトロくさいのが悪いんだよ! どんくさいからあんなことになるんだよ! 俺がいつも言ってるのに! ごめんね、ありがとう、じゃねーよ! 大体ニシジマもあんな奴どこがいいんだよ! ちょっと俺より背が高いくらいで調子のりやがって! 行く当てもなくただ人をかきわけて歩く。 凶悪な顔をして猛スピードで歩く俺に、周りは道をあける。 いくら心の中で毒づいても、イライラが収まらない。 いつもいつも年下扱いしやがって! お前のがトロくさいつーの! たった4歳しか違わないくせに! たった4歳。 ただ、その4歳がめまいがしそうなほど遠い。 その場に立ち止まってため息をつく。 俺はなんてガキなんだろう。 分かっている。これは八つ当たりだ。 むかつくのはニシジマにではなくて、守れなかった自分に。 怒っているのは鈴鹿でなくて、頼れる存在ではない自分に。 あの状態であそこを逃げ出すしかなかった、自分に。 そんなの、分かりきってる。 もう一度ため息をついた。 何回か考えた。あいつと同じ歳だったら。 あいつと同じ街に住んでいたら。 そうしたら、もっとあいつは俺を見てくれるだろうか。 答えはいつも一緒。 考えてもしょうがない。 それだけだ。 どんなに考えても俺はあいつと同じ歳にはなれないし、ここにも住めない。 だったら、俺は俺の持ってるもので勝負するしかない。 ないものねだりするのは、それこそガキの証拠だ。 俺の性分じゃない。 よし! 両手で顔を一度たたく。 周りの人間が怪訝な顔で見る。 でも気にしない。 人の目なんか気にしてられない。 距離が遠かったら近づく努力をすればいい。 大丈夫、俺は気が長いし、あいつはトロくさい。 この前は5年だった。 でも近づいてる、確実に近づいてる。 あいつを落とすまでまた5年かかってもおかしくない。 それだけの話だ。 まあ、今度はそこまでかける気ないけどな。 気を取り直した俺は、もと来た道を戻ることにした。 だいたい、あそこで逃げ出すのはまずいだろ。 さっさと帰ってニシジマを牽制して追い払わないとな。 もう、あいつに近寄らせる気はない。 結局15分とたたずに元の場所に戻ってきてしまった。 元の場所には、ニシジマと女2人がいる。 あれ、鈴鹿がいない。 「あ、駿君!」 一番うるさい女が俺に気づく。 「さっきは失礼しました。鈴鹿ちゃんは?」 「それが…、駿君が行った後追いかけていっちゃって。会ってない?」 はあ!? 会ってないぞ。ていうかまたあの馬鹿。 「……会ってませんね」 「ごめんね。さっきは。2人で買い物の途中だったのに。 噂の駿君に会って興奮しちゃってさ」 しょげた顔で謝ってくる。 ……悪い人ではないようだ。うるさいよばわりして悪かったな。 「いえ、気にしないで下さい。て、噂って?」 「鈴鹿、冬休み明けてからさ、よく駿君の話してて。怖くて乱暴だけど 頼りになってかっこいい男の子がいるって。だからつい…」 怖くて乱暴ね……。 でも……あー、くそ。耳が熱くなる。 ほんっとうにあいつ反則。 「本当に気にしないで下さい。じゃあ、俺は鈴鹿探すんで」 今度は意識してではない、自然に笑顔が出た。 「あ、俺達も探そうか」 ニシジマが申し出てくる。 「いえ、大丈夫です。あいつケータイも持ってるし。見つかったら 連絡します」 「そう、本当にごめんね。噂どおり駿君頼りになるねー」 「……どうも」 照れてうつむいた俺に、鈴鹿の女友達2人は笑った。 ニシジマは複雑な顔をしていた。 負けませんよ、ニシジマさん。 さて、ケータイがつながらない。 このケータイはこっちに来るにあたって母さんから借りたものだ。 登録されてるはずなんだけど。 ……また焦って存在を忘れてんのか。 朝もそうだったし。 だいたい俺はまっすぐ歩いていったのに、なんで道に迷うかな。 一つ息をつく。 本当になんで俺、あいつが好きなんだろ。 あんなにトロくて、鈍い奴。 とりあえず歩き始める。 元いた場所から、駆け足で。 あいつは混乱したり、焦ったりすると早足になる。 で、なぜか人がいない方いない方に突っ走る。 なんの習性なんだろうな、アレ。 その割りに広い道が好きだから、路地とかには入らない。 そして建物がない方向へ行くのも好きだ。 田舎で何回山道でへたり込むあいつを見たことか。 時計を見る。 元いた場所から駆け足で10分ほど。 だいたいこの辺りで、一回我に返る。そして考え込む。 「近いかな」 雑踏を切り裂いて、結構大きな公園が現れた。 ここ、かな。 軽く弾む息をなだめて辺りを見回す。 人がいない方に進む。 ……本当にいるし。 はずさない奴。 泣きそうな焦った顔で辺りをキョロキョロと見回している。 たぶん、あいつが迷ってるな。 ケータイに気づけよ。ケータイに。 確かにトロくさくて、鈍いんだけどさ。 頬がゆるむ。 『俺』を探している鈴鹿が好き。 5年前から俺の後をついてくる鈴鹿を気に入っていた。 後一歩で泣き出す寸前の顔。あの顔も好き。 「鈴鹿!」 そして何より、 「……駿君!」 泣きそうな顔から俺を見つけて一瞬にして変わる、あの笑顔が一番好き。 ベタぼれじゃん、俺。 思わず苦笑してしまう。 鈴鹿が走って寄ってくる。 「探したよ!」 「それはこっちのセリフだ!この馬鹿!ウロウロするな!」 でも出てくるのは憎まれ口。これももう習性。 「だって」 「だってじゃない」 「駿君いなくなっちゃうし……」 「30分で帰ってくるって言っただろ」 「でも……」 「何?」 「駿君、なんか寂しそうだったし……」 ……。 ああもう! 「痛い!ひどい!」 思わず鈴鹿の頭をはたいた。 本当にもう、こいつはもう! いつもは全然鈍い癖してこんな時だけ! 「なんで叩かれたの私!?」 「勝手にいなくなったから」 「理不尽なんですけど!」 「俺にとっては全然理不尽じゃない」 頭を抱えてぶつぶつと文句をこぼしている。 その頬が赤くすりむけていた。 手を伸ばす。 「鈴鹿、これどうし……」 「うひゃあ!」 変な叫び声をあげて後ろに2,3歩鈴鹿が飛びのいた。 「ななななななな、何、駿君!?」 「いや、何って…ほっぺたどうしたのかな、と…」 こちらとしてもその反応は予想外。 鈴鹿の顔が真っ赤だ。 「あ、え、ほっぺた!?あ、ああ、うん、これは、えと、そう、 転んじゃって!すりむいたの!」 「……ドジ」 「悪かったわね!」 これは、もしかして、鈴鹿も……照れてるのか。 一応、実は、意識されてたとか…? 「でも、俺を探してて転んじゃったんだよな。ありがとう」 俺は素直に言ってみる。 「え、ええええ、う、うん。いや、こちらこそ、ご、ごめんなさい」 ますます真っ赤になる。 や、やっぱりそうなのか。 「で、なんでそんなに離れてるの?」 「い、いやいきなり触ってくるから。つい……」 電車の中とかでぜんっぜん意識されてなかったから落ち込んでたけど、 一応やっぱり気にはされていたのか。単に心構えの違い? 一歩近づいてみた。 一歩逃げられた。 「…おい」 「あ、ご、ごめんごめん」 向こうから一歩近づく。俺も一歩鈴鹿に近づく。 冬にあったときは鈴鹿の方が完全に上だった視線。 今はほぼ一緒だ。 大丈夫、距離は縮まってる。 「なあ」 「な、なに?」 「鈴鹿さ、俺のことどう思ってる?」 「駿君のこと?」 「そう」 「怖い」 殴った。 「痛い!」 「やかましい。ケンカ売ってんのか?」 「ほら、怖いじゃん!」 「お前のせいだろ!」 「だって怖いし……」 そっか。そうだよな。これだけやってりゃ当たり前だな。 でも結構へこむ……。割と一大決心で聞いたんですけど…。 ちょっとブルー入った俺に、慌てて鈴鹿がつけたす。 「あ、いや、でもまだ続きがあるよ」 「……分かった。続けて」 「乱暴……てまだあるから続き!その手はしまって!」 鈴鹿が一歩遠ざかる。 俺は行き場のない手をとりあえず下におろした。 「いや、あのね、駿君は確かに怖いし、乱暴だし、えらそうだし…」 「やっぱケンカ売られてんの、俺?」 「まだ、まだだから!でもね、頭いいし、実は優しいし、器用だし…」 よかった、とりあえずあそこで終わられたらどうしようかと思った…。 「困ってる時はいつも助けに来てくれるよね」 鈴鹿は照れたように笑う。 「すっごい頼りになってかっこいい……。駿君はヒーローです」 くそ。 「う、くくくく」 鈴鹿が笑いをこらえている。 「……何笑ってんだよ」 「だって駿君耳赤い。自分で聞いたくせに」 「……やかましい」 様にならない。 さらっというんだよな、こいつは、こういうこと。 むかつく。 「鈴鹿…。あのさ」 「何?」 「…………やめた」 「何?気になるよ」 「悪い、気にしないで」 それは、恋愛感情としてカウントされるのか、本当は聞きたかった。 でもいいや。 「えー、気になるよ!」 「まだ早いから」 「だから何が!?」 鈴鹿の頬に両手を伸ばす。 傷が痛くないように、そっと包み込むように触れた。 「な、ななななな何?駿君?」 「いや、早く怪我の手当てしないとな、と思って」 「だ、だからって触る必要ないよ!」 「そうだな」 温かい感触を名残惜しむようにゆっくりと手を離す。 「び、びっくりした……」 鈴鹿の顔は真っ赤で、かわいい。 だからいいや。 鈴鹿がこうやって俺を意識してくれるのが分かったから。 進んでいるのが、分かったから。 「さ、とりあえず今日は帰ろう」 「え、ええ?う、うん」 鈴鹿は真っ赤になった頬を自分の両手で包み込んでいる。 俺がさっきまで触っていたところを。 そんなささいな動作にも心臓が高鳴る。 だから、まだいい。 鈴鹿に向かって右手を差し出した。 「……何?」 「お前がまた迷わないように、保険」 「迷わないよ!」 「信頼性にかけます」 「うう……」 また哀しそうな犬面をして、俺の手に手を重ねてきた。 「おい」 「何?」 「右手重ねてどうするんだよ!」 「え、あ、そうか!」 改めて左手を重ねる。 これは、照れて焦ってるのか、いつものボケなのか…。 「さ、行くか」 「うん」 手をつないで歩き始める。 重ねた手は、お互い少し、汗ばんでいた。 君への距離はまだまだ遠い。 少しは焦るし、爆発したりもする。 でも諦めない。進むのをやめない。 少しづつ、少しづつ近づいているはずだから。 いつだって君は、俺を見て笑ってくれるから、 君を見つけ出すのは、いつまでも俺の役目。



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